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未来をひらく──エーティーエスのキャッチコピー・ワークショップレポート

社員一丸で挑んだ、ブランド構築の第一歩

2025年10月4日(土)、株式会社エーティーエス(以下ATS)はキャッチコピー策定ワークショップを東京・渋谷で開催しました。
普段は関西や首都圏で営業、業務支援、転職支援サービスに携わる仲間たちが、全国から12名のメンバーが集まりました。
ベテランから若手まで多彩な顔ぶれが一堂に会しました。

休日の開催にもかかわらず、参加者の意欲は高く、あるメンバーはこう語っています。
 >「休日だったからこそ業務に追われず集中できた。全員が自分ごととして真剣に取り組んでいた」

普段の職場では交わることの少ない意見や価値観が一気に混ざり合い、その場にしか生まれない「熱量」と「一体感」が自然と立ち上がりました。
さらに別のメンバーからは
 >「普段の業務だけでは考える余裕がないテーマを、皆でしっかりと検討できたことが良かった」
と振り返り、ワークショップが単なるコピーづくりの場ではなく、社員参加型でブランドを考える貴重な学びの場であったことが伺えました。



ブランドを見つめ直す、学びと発見の時間

ワークショップの目的は、テクパスというサービスのブランドを明確にし、社員一人ひとりがその価値を自分の言葉で語れるようになること。
単なるコピーづくりにとどまらず、「なぜテクパスは存在するのか」という原点を深く掘り下げる時間でもありました。

参加したメンバーからはこのような声もあがりました。
 >「普段は当たり前にあるテクパスについて、立ち止まって考える機会はなかった。改めて考えることで、メンバーの新しい一面も知れた」

そんな気づきが自然と生まれ、ブランドを理解するだけでなく“体感する”時間になりました。
私たち自身がブランドの担い手であり、内側から発信していく存在であることを、改めて実感するきっかけとなりました。

個人ワークから始まる“自分との対話”

午前中の最初のセッションでは、「テクパスがなぜ存在するのか」というテーマに向き合いました。
一人ひとりが短い言葉で自分の想いを表現する個人ワークから始まりました。
最初は「どう書き出せばいいのか」と戸惑いがあったものの、
ペンを動かすうちに「信頼」「成長」「挑戦」「安心」「未来」「寄り添い」といった言葉が次々と紙の上に並びました。

それぞれの経験や日々の業務の中で感じてきた価値観が浮かび上がってきました。
また、頭の中でぞうきんを絞り出すように、フレームワークから考えを抽出してくる者。
さらに、若手の中にはマインドマップを描きながら思考を整理する人もいて、放射状に広がる言葉が柔軟な発想と未来志向を象徴していました。
この作業は自分自身と向き合う時間でもあり、普段は意識せずに取り組んでいる日常の業務に潜む「自分にとってのテクパスの意義」を改めて見直すきっかけにもなりました。

新人メンバーも積極的に意見を発信する姿がありました。
 >「新人の私の意見も親身に聞いていただき、案もたくさん採用していただけた。とても貴重な経験だった」

社員の誰もが対等な立場でブランドを語れる空気感が生まれていたことが分かります。
こうした取り組みを通じて、言葉を“探す”のではなく“育てる”という感覚が共有され、参加者全員が自然とブランド構築の意識が強く心に刻まれました。

個性が光る“グループワーク”の時間

午後は個人で考えた言葉を持ち寄り、グループに分かれて議論を深める時間に移りました。
付箋を並べながら自由に意見を出すチーム、整然と美しくまとめていくチーム。
進め方は違っても、どちらも多様性を生かしたATSらしい議論が広がりました。
 >「それぞれの専門領域を生かした議論ができた」
 >「業務中には考える余裕のないテーマを、皆でしっかり検討できたのが良かった」

私たちは、言葉を交わす中で、普段は気づけなかった仲間の強みや新しい視点に触れることができました。
模造紙いっぱいに広がる意見の数々は、単なるアイデアではなく、私たち一人ひとりの想いの表れです。
それらが重なり合うたびに、ブランドの輪郭が少しずつ形を帯びていくような高揚感を、私たちは確かに共有していました。
この場は、単なるワークショップではなく、私たち自身がブランドをつくる当事者であることを実感する貴重な時間となりました。

キャッチコピー誕生:「未来をひらく Technical Passport」

いよいよ迎えた最終フェーズ、キャッチコピーづくり。午前・午後のセッションで育ててきたアイデアをもとに、私たちは本気の議論を重ねました。
意見がぶつかり合い、なかなか一つの方向性にまとまらず悩む場面もありましたが、それもまた、全員が真剣に向き合っていた証です。。
最終的には投票と合意を経て全員が納得する形に仕上がっていきました。
その瞬間、会場から自然と大きな拍手が湧き起こり、
「良い意見がまとまったときに自然に拍手が起きる一体感は最高だった」と語るメンバーもいました。
私たちが、強い達成感と連帯感を確かに感じとることができた瞬間でした。
こうして誕生したのが、

✨ 「未来をひらくTechnical Passport」 ✨

というキャッチコピーです。
未来を:求職者や企業の可能性を切り拓く
ひらく:寄り添いながら道を広げる柔らかさ
Technical:当社社員が持つ専門性
Passport:扉を開け、未来へ導く象徴

漢字・ひらがな・英語を組み合わせることで、多様性や包括性も表現しました。
このキャッチコピーには、テクパスというサービスの“Why”、すなわち「なぜ存在するのか」という根本的な意義が一つの言葉に凝縮されています。
単なるスローガンではなく、私たち社員一人ひとりが胸に刻む旗印であり、社内に向けては使命感を共有する合言葉となり、社外に向けてはATSの姿勢と想いを伝える強いメッセージとなるのです。
さらに、ブランドは一度作って終わりではなく、発信を続けることで初めて人々の心に浸透していきます。
だからこそ私たちは、この言葉を社内外に広く発信し、未来へとつなげていく決意を固めました。
そして、このキャッチコピーを新たなシンボルとして掲げる以上、私たちはその言葉に責任を持ち、日々の行動で体現していかなければなりません。
「未来をひらく Technical Passport」という言葉を合言葉に、社員が一丸となり、皆様からの信頼を一つひとつ積み重ね、ブランドを育てていく――その決意を心新たにしました。

一体感を育んだ一日、そしてこれから

お昼には豪華なお弁当を囲みながら部署を超えた会話が生まれ、終了後の懇親会では「またやりたい」と自然に声が上がるほど一体感が高まりました。
ブランドを考える場がチームの結束力を深める場にもなったことが分かります。
さらに今回のキャッチコピーは、今後ATSグループのブランドの旗印として活用され、求人者や企業に向けての発信だけでなく、社員自身がブランドを体現するための羅針盤として機能していきます。

最後に

ブランドは誰かに与えられるものではなく、自分たちでつくり、育て、発信していくもの――その共通認識が今回のワークショップを通じて強く根づきました。
これからもATSは「未来をひらくTechnical Passport」という言葉を胸に、社員全員が当事者意識を持ち、専門性を活かしながら、多くの人のキャリアと人生の扉を開いていく存在であり続けます。
形になったこの言葉が、未来をひらくパスポートとなることを願って──。

監修:監修:キャリテ編集部【株式会社エーティーエス】

株式会社エーティーエスが運営する本サイト「キャリテ」では、みなさまの「キャリア」「働く」を応援する記事を掲載しています。みなさまのキャリアアップ、より良い「働く」のために、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。

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