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「自分の市場価値って低いのかな?」と感じたとき、私が職務経歴書で見つけた“意外な強み”
正直に言うと、私がそうでした。職務経歴書を開いた瞬間、手が止まりました。
「私には誇れる実績なんてないし…」「市場価値なんて、きっと低い」
そんなふうに、根拠のない不安に飲み込まれてしまっていました。
でも今では、それが大きな勘違いだったと気づいています。
この記事では、そんな体験をもとに、ITエンジニアの皆さんがご自身のキャリアを丁寧に見つめ、職務経歴書を通じて見えなかった強みを掘り起こすヒントをお伝えします。
市場価値の正体は「言語化」
最近、Googleトレンドでも「職務経歴書」の検索数がじわじわと上昇しています。
「皆さん、本気でキャリアと向き合っているんだな」と私は思いました。
特に、30代・40代のエンジニアの方々は、次のステップを模索するタイミングに差しかかっている方が多いはずです。
今まで培ってきたものを、どう活かせばいいのか。自分は市場から必要とされているのか。
その問いに向き合うとき、どうしても「自分には大したことがないのでは」と思ってしまうこともありますよね。
でも、株式会社エーティーエスの担当者として、思うのはあなたの価値が低いのではなく、「まだ言葉にしていないだけ」なのです。
羅列(箇条書き)の魔法:書き出して、気づく
「職務経歴書に、何を書けばいいか分からない」これは、すごく多くの方が抱える悩みです。
実は私も、以前同じように手が止まりました。
私はエンジニアではありませんが、事務職としてキャリアを振り返ったとき、書くことが全く思いつきませんでした。
「ただのルーチン業務しかしていない」「何も特別なことは無いぞ…」と。
でも、別の機会に上司から「全部、棚卸ししてみな」と言われたことがヒントとなりました。
スケジュール帳やメール履歴をひっくり返して業務を一つひとつ書き出していく作業を始めました。
意外にも業務を改善していたりすることがありました。毎日の業務にも書き出すことで何か役に立っているのかもなと
気付けた瞬間でした。
あなたの中にも、きっとそういう「当たり前の裏側」があるはずです。
・コードレビューで気づいた潜在バグを、軽くメモで共有していたこと
・夜中の障害を冷静に切り分けて、影響を最小限に食い止めたこと
・開発がスムーズに進むよう、チームの状況を見て進んで声をかけたこと
こうした一つひとつの行動には、あなたにしかできない価値がある。
それを職務経歴書に乗せるために、まずは「羅列(箇条書き)」から始めてみてください。
時系列順にやったことを付箋にどんどん書いて、後でグルーピングしてみるのもお勧めです。
やってはいけないことは、いきなり職務経歴書として書き出すことです。きっと苦しくなってきます。まずは準備から始めましょう。
事務目線で見た「エンジニアのすごさ」
私は事務職として、たくさんのエンジニアの方と接してきました。その中で、何度も「うゎ、すごい」と思う瞬間がありました。
でも、ご本人は照れもあってか「いや、大したことじゃないですよ」とさらりと言って去っていきます。
たとえば、リファクタリングについて。「なぜそのコードを直したのか」「結果、誰にどう役立ったのか」そこまで書けたら、それはもう立派な「成果」です。
AIはコードを最適化するかもしれません。
でも、なぜそれが必要だったのか、誰のためだったのかという「視点」は、あなたにしか持てません。
だからこそ、少しだけでいいんです。自分の言葉で、その背景や思いを添えてみてください。
AI生成と自分の言葉の違い
最近、AIを使って職務経歴書を作る人が増えています。
実際、私も一度使ってみました。構成は完璧。でも、読んでいてどこか「自分じゃない」気がしてしまいました。
採用担当の方も、その違和感には敏感です。
整いすぎた文章には、リアリティがない。
「これは、誰の仕事?」と疑われてしまうこともあります。
だから、AIに頼るなら下書きまでにしましょう。
最後の仕上げこそ、あなたの体験や気持ちを反映させることで、職務経歴書にあなたの存在が宿ります。
「このときは正直、きつかった」「だけど、こう乗り越えた」
そんな一文があるだけで、見る人の印象はガラッと変わります。
30代や40代が陥る過小評価の罠
30代後半から40代のエンジニアの方がよく言う言葉があります。
「若い人にはもう勝てない」「新しい技術についていけない」
でも、私はこう思います。
技術の使いこなし方にこそ、経験が活きる場面がある。
採用の現場では、技術スタックの羅列だけでは響きません。
「なぜそれを選んだのか」「何を解決したのか」
判断力が、あなたの価値になります。
その選択がチームにどう貢献したのか。それが書けるのは、あなただけです。
経歴書の失敗例として、技術名だけを羅列してしまうケースがあります。
これでは、何ができるかが伝わりません。
成功例は、技術の使い道を言語化することです。
不具合を改善するために、なぜその技術を選んだか。
この判断基準こそが価値です。 判断力は、短期間で習得できるものではありません。
それこそが、ベテランエンジニアが持つ最強の資産です。
経験を応用する力は、誰にも奪えない
技術の転換期、たとえばオンプレミスからクラウドへの移行など。
「未経験だから無理」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、ネットワークの基本設計やリスク管理の感覚は、オンプレでもクラウドでも変わらない部分があります。
過去の経験をどう応用したかを語れることが、あなたの強みになります。
若手には真似できない、経験の重み。
これこそが、未来の技術環境でも活きる「ブリッジ力」です。
あなたが当たり前と思っていることが、宝物
開発環境の整備、手順の自動化、チーム内のちょっとしたフォロー。
どれも、あなたの「気遣い」と「工夫」です。
それを「普通のこと」として埋もれさせてしまうのは、本当にもったいない。事務職の私だからこそ断言できます。
そうした行動は、現場で何よりも求められているスキルです。
職務経歴書では、専門用語の裏にある「人としての力」も伝えてください。
実践:市場価値を再定義する4ステップ
ここからは、実際に私がやってみて効果を感じた方法をご紹介します。
ステップ1:全業務を棚卸しする
過去のカレンダー、チャット、メモを見返して「やったこと」を全て書き出します。
時間がかかる作業かもしれませんが、あなたらしさの根源はここにあります。諦めずやりきりましょう!
ステップ2:AIに強みを聞いてみる
そのリストを元に「私の強みは?」とAIに質問してみます。
意外な観点で教えてくれますよ。
ステップ3:エピソードで肉付けする
その強みに対して、「どんな工夫をしたか」「何が大変だったか」など、感情と数字で補強します。ここは自分で頑張りましょう!
ステップ4:文章を短く、読みやすく整える
1文は40文字程度を意識して、読みやすくまとめ直しましょう。
まとめ:あなたの歩みには、必ず価値がある
職務経歴書は、ただの履歴ではありません。 自分の経験を、価値ある「物語」に変える作業です。
過小評価も、自己否定も、必要ありません。あなたの中に、まだ言葉にしていない「資産」がきっとあるはずです。
まずは、これまでの歩みを丁寧に書き出してみませんか。
キャリテは、あなたの挑戦を応援しています。
今の自分にどのような選択肢があるのか気になったときは、テクパスを覗いてみてください。
あなたがこれまで積み上げてきた経験を必要としているプロジェクトが、きっと見つかるはずです。
監修:監修:キャリテ編集部【株式会社エーティーエス】
株式会社エーティーエスが運営する本サイト「キャリテ」では、みなさまの「キャリア」「働く」を応援する記事を掲載しています。みなさまのキャリアアップ、より良い「働く」のために、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
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