楽しく仕事をしたいと思ったときの考え方は?メリットやデメリットも解説
「せっかく働くなら楽しく仕事がしたい」
「楽しく仕事ができる職種はあるの?」
「楽しい仕事なんて本当にあるの?」
このように、これから就職しようと考えている、あるいは仕事を楽しくないと考えているなど、さまざまな疑問や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、なぜ楽しく仕事ができないのか、その理由と、楽しく仕事ができる職種にはどのような特徴があるのかを解説しています。また、楽しく仕事がしたいと思ったときの考え方や、楽しいことを仕事にするメリット・デメリットまで紹介しています。
この記事を読むことで、仕事が楽しくできない理由を理解できるでしょう。また、得た情報をもとに自分にあった仕事を探すことで、楽しい仕事に就ける可能性が高まります。
楽しく仕事がしたいと思っている方は、まずはこの記事を参考にしてみてください。
目次
楽しい仕事は少ないもの?
仕事を楽しいと感じるかどうかは、人によってそれぞれです。そのため誰にとっても、楽しいと感じられるような仕事は少ないでしょう。
ポジティブな考えを持っていて仕事が楽しいと感じている人がいる一方、ネガティブな考え方しかできず楽しくないと感じている人もいるからです。
同じ職場、同じ仕事内容であっても感じ方は人それぞれのため、すべての人に等しく楽しい仕事は少ないと言えます。
楽しく仕事ができない理由
仕事が楽しくないと感じてしまったら、毎日がストレスになってしまいます。ストレスが蓄積すると、仕事にも影響が出てきてしまうでしょう。
そのようなことにならないためにも、なぜ楽しく仕事ができないのか、まずは理由を考えてみましょう。主に考えられる理由を4つ紹介します。
1:将来のビジョンを持っていない
将来はこんなことをしたい、自分は将来こうなりたい、といったビジョンを持っていない方も多いのではないでしょうか。
目標が立てられないままでいると、自分はどこに向かっているのだろう、と漠然と仕事をしてしまう可能性があります。淡々と日々の仕事をこなすだけでは、環境のよい職場だとしても、やりがいを感じなくなってしまいます。
仕事を楽しいと感じるためには、将来のビジョンを決め、前向きに仕事する必要があるでしょう。
2:スキルが足りない
スキルが足りないせいで、仕事が楽しくないと感じている方も多いでしょう。
スキルが足りないとできることが限られるため、自分にはスキルがないからと悩んでしまい、その結果仕事を辞めてしまうというケースもあります。
得意分野でなくてもなにかしらのスキルを持っていると、自分はここまでできる、という自信が湧いてきます。自信を持てると、率先して仕事に打ち込めるため、自然に仕事が楽しく感じるようになるでしょう。
そのためまずは、スキルを身につけてみましょう。
3:プライベートに問題がある
プライベートになにか問題がある場合、仕事でミスしてしまう可能性が高く、トラブルになってしまう場合があります。プライベートが充実していると仕事にも身が入り、楽しいと感じられるでしょう。
プライベートと仕事、これらを両立させることが、仕事を楽しいと感じる方法と言えます。
4:人間関係の構築がうまくいっていない
仕事自体が楽しくないのではなく、人間関係がうまくいっていないことによって、楽しくないと感じている方もいるのではないでしょうか。
人間関係が構築できていない人は、普段のコミュニケーションを疎かにしてしまっている可能性があります。上司や同僚など、まずは人間関係の構築をしっかりし、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
楽しく仕事ができる職種の特徴
ここまで、楽しく仕事ができない理由について解説してきました。次に楽しく仕事ができる職種の特徴を紹介します。
楽しく仕事ができる職種の特徴には、職場環境がよい、キャリアアップが期待できる仕事などがあります。
では、これら以外にもどのような特徴の職種があるのか説明していきます。
- 職場環境が良好な仕事
- 企画や管理に関わる仕事
- 高い待遇を得られる仕事
- キャリアパスができる仕事
- 最新のトレンドやテクノロジーに合った仕事
- 大変でも仕事自体にやりがいがある
- 感謝や賞賛されやすい仕事
1:職場環境が良好な仕事
職場環境が良好な仕事は、無理せずストレスなく働けるため、楽しく仕事ができる職場と言えます。職場環境が良好というのは、たとえば、社員同士の仲がよい、個性がしっかり尊重されているなどです。
社員同士の仲がよければ、円滑にコミュニケーションを取れます。また、お互いにできていないところをカバーすることもできるでしょう。そして個性が尊重されていれば、お互いの趣味や意見、考え方について理解してくれます。
そうすることで、自然に相手に対する気遣いや配慮が生まれるため、日々の仕事も辛くなくなるでしょう。
2:企画や管理に関わる仕事
企画や管理に関わる仕事は、専門的な知識が問われますが、やりがいを感じる分楽しい仕事と言えます。
プランナーやマーケティング担当などは主に、プロジェクトの立案やその管理、新しい商品を生み出す役割を担っています。これが、誰かのためになっていると実感できるため、仕事に楽しさを見出せるのです。
自分のアイデアが、形になって世の中に出ることの喜びを感じられる仕事だと言えます。
3:高い待遇を得られる仕事
弁護士やIT関係、大学教授など、満足のいく給与や決まった休日など高い待遇を得られる仕事は、誰にとっても嬉しい点でしょう。
たとえば、欲しいものがある、旅行に行きたいなど、お金に余裕があればこれらを叶えられるでしょう。また、週休2日といった決まった休みがあれば予定を立てやすく、決まった日に出かけることもできます。
高い待遇がモチベーションになり、仕事を楽しいと思えるようになるでしょう。
4:キャリアパスができる仕事
ゲームやIT関連の開発エンジニア、プログラマーなどのキャリアパスができる仕事も、やりがいを感じるため楽しい仕事と言えます。
働くのであれば将来へのビジョンを持って、キャリアアップしたいと思うでしょう。希望する職務があるなら、そこへ向かって必要な業務経験を積む必要があります。
そのようなキャリアパス制度を導入している会社に勤められれば、自分にとって大きなメリットとなるため仕事も楽しく感じます。
この職場でキャリアパスができるかもという期待と、キャリアパスのために成長しているという実感を得られれば、今後のモチベーションにもつながるでしょう。
5:最新のトレンドやテクノロジーに合った仕事
AIエンジニアやシステムエンジニア、フロントエンドエンジニアなどの開発エンジニアという仕事は、未来のテクノロジーを担っている職種です。
AI(人工知能)の開発は、これから人にも社会にも必要とされる技術と言えます。1つのことに集中する仕事ですが、さまざまな分野に貢献できる仕事です。
テクノロジーに最新のトレンドを取り入れやすい反面、業務はハードですが、やりがいは十分感じられるでしょう。
6:大変でも仕事自体にやりがいがある
ゲームプランナーや開発職、技術職などは大変だといわれていますが、その仕事自体にやりがいを見出せることも多いため、楽しく感じられるでしょう。
たとえば、なにかを企画したり、立案したりというのはなにもない状態から作り出すということです。これには膨大な時間がかかり、形になるまで何度も試行錯誤を繰り返します。
また、そのなかで失敗したり、批判を受けたりとさまざまなことが起こります。しかし、大変と思いつつもその仕事自体にやりがいがあるのならば、仕事に楽しさを感じるでしょう。
7:感謝や賞賛されやすい仕事
感謝や賞賛されやすい仕事というのも、仕事を続けるモチベーションになるため、楽しいと感じられるでしょう。
たとえば、介護職やカウンセラー、医者などの人との距離感が近い仕事に就いていると「ありがとう」「助かりました」という言葉をかけてもらえる機会が比較的多いでしょう。
このような、ちょっとした感謝の言葉をもらえる仕事は、モチベーションにつながりやすいです。
誰かのためになっていると実感できると、「明日も頑張ろう」と思えるため、感謝や賞賛されやすい仕事を選ぶとよいでしょう。
楽しく仕事がしたいと思ったときの考え方
楽しく仕事がしたいと思ったときは、まず、自分の考え方や行動を振り返ってみましょう。
なにが原因で仕事が楽しくないと感じるのか、どのようにすれば仕事を楽しいと感じられるのか、などです。これらを解決するための方法を紹介していきます。
1:小さい目標を立てる
まずは、なんでもよいですが、小さい目標を立てましょう。
たとえば、今日はこの仕事を必ず終わらせる、誰かとコミュニケーションを取るなどです。自分のなかで、これはやり遂げると明確にすることで着地点が見えてきます。
また、目標達成するまでにどれくらいかかるか、達成具合はどうか、など目に見えているとモチベーションも上がります。目標に向かって進むうち、仕事の楽しさに気づくこともあるでしょう。
2:モチベーションが上がらない要因を探す
つぎに、なぜモチベーションが上がらないのか、その要因を探しましょう。
要因がわからないままだと、改善策が見つけられません。たとえば、給与が低い、職場の環境が悪い、単純作業ばかりでつまらないなどです。
これらを解決するためには、上司や同僚に相談するのが得策です。改善策を見出してもらい、不満点を解消することでモチベーションアップにつながるでしょう。
3:転職も考えてみる
どうしても現状の仕事に楽しさを感じない場合は、転職を視野に入れてみるのも1つの手です。
自分に問題がある場合は、努力すれば少しは変えられます。しかし、職場の環境や人間関係が改善されなかったり、待遇を見直してくれなかったりと要因はわかっていても、すぐには変えられない場合もあります。
そのような場合は、現状を打破するために転職を視野に入れ、今までの不満点を解消してくれる職場を選びましょう。
楽しいこと・好きなことを仕事にするメリット
楽しいこと・好きなことを仕事にするメリットは、やはり仕事にやりがいを感じられるところでしょう。仕事に対してポジティブになるというのはすごく大切なことだと言えます。
今まで自分が携わってみたかった仕事、憧れていた仕事に就くというのは、この上なく嬉しいことです。だからこそ頑張れるだけでなく、責任持ってやってみようと思えるようになります。
また、好きなことだからこそ知識もあったり、モチベーションもあったりします。そして、もっと知りたい、学びたいという好奇心があれば、仕事が辛いと感じても乗り越えられるでしょう。
このように楽しいこと・好きなことを仕事にすると、たくさんのメリットがあります。どのような仕事を選べばよいのかわからないという人は、まず、自分が楽しいと思うことを考えてみましょう。
楽しいこと・好きなことを仕事にするデメリット
楽しいこと・好きなことを仕事にするデメリットは、現実と理想にギャップが生じることです。
たとえば、入社したあとに「思っていたような仕事じゃなかった」「想像と違う」とミスマッチが起きてしまうケースがあります。
このようなことが起きると、好きなことへの興味がそがれ、モチベーションが下がる原因になってしまいます。好きの気持ちだけでは、失敗してしまうこともあるということを覚えておきましょう。
楽しく仕事をするメリット・デメリットをまずは知ろう
本記事では、仕事が楽しくできない理由や、仕事が楽しくできる職種の特徴、さらには、楽しく仕事がしたいと思ったときの考え方まで紹介してきました。
仕事が楽しいと感じるかは、人それぞれです。
まずは、楽しく仕事をすることにどのようなメリット・デメリットがあるのか知っておきましょう。そして、仕事が楽しくないと思う要因を突き止め、どのようにすれば解決できるのか明確にしてください。
自分に原因があるのならば努力して改善しましょう。もし、周りに原因があるのならば迷わず上司や同僚に相談することをおすすめします。
監修:キャリテ編集部【株式会社エーティーエス】
株式会社エーティーエスが運営する本サイト「キャリテ」では、みなさまの「キャリア」「働く」を応援する記事を掲載しています。みなさまのキャリアアップ、より良い「働く」のために、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
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